20220319_1stアニバ書き下ろし小説の感想文
- ンノザキ
- 2022年3月19日
- 読了時間: 7分
更新日:4月18日
※2022/03/19 公開当時の感想です
JJ 1stアニバ書き下ろし小説の感想文です。
(追記:のちに「玉坂の光跡」としてノベライズ発売)
注意:
・ねじ先輩周辺が多め、ミギネジペアへの言及もあります。
・当時の限界長文が気持ち悪いです。
それでも大丈夫な人は以下どうぞ
1stアニバ書き下ろし小説の感想文です。
まずもって第一にお話自体が本当に深く練られていて、ユニヴェールの全キャラの普段の関係性や掘り下げ、玉坂の史実を背景にした舞台構成、全部ひっくるめた熱量と愛情が本当に凄まじい、素晴らしい書き下ろしでした。
そしてそれとは別に限界沼住民としての感涙ポイントがありすぎて本当にありすぎて涙を何回拭った事か…泣いた本当に様々な掘り下げ情報をありがとうございます…。
根地市民として簡素かつ短絡的に今回のお話のぐっときたとこを一言で言うと、クォーツのみんなは本当に根地先輩の舞台を信頼して信じて好きなんだなぁ…って心に染みるように感じられたのがすごく良かった………。
そしてミギネジペアの超巨大爆弾が3つもありまして!!!!!!!!!!!!情緒が千切れ飛ぶ本当にすごいビッグなありがとうが溢れ出て本当にありがとう。
以下箇条書きで感想連ねます。
🌮【前編】🌮
・最初の爆弾「去年の記念公演、アンバーは参加したがジャックエースとアルジャンヌは不参加だった」だよ!!!!!!!
「去年もアンバー不参加」じゃないんだよね…ここ原因はいくつか考えられるけど、まず根地先輩不参加なのはおそらく秋のクォーツ用の脚本作りを裏で進めてて忙しいからじゃないか(転科もするし)。んでパートナーである根地先輩が出ない(し釣り合うジャンヌも不在)となると、宙為も当然の流れで不参加。
その流れだとは思うんだけど、でもその場合は記念公演の稽古前に判明する事だし、アンバー自体不参加になりそうなものだけど、そうはならず参加になった理由があるのではないか?という所をね…考えるとね…途中まではみんなで稽古してたから、途中で主役が抜けても代役立てて参加する事になった…というのはどうだろうか??
これってさ…もしかしてさ…根地先輩は不参加だけど脚本執筆はしたので、根地先輩の舞台ならまあアルジャンヌしてくれなくても彼が作った舞台ならばと宙為も最初は出る予定で稽古進めてたけど、途中で根地先輩がもうすぐ転科する事が宙為にバレて完全にやる気なくしてボイコットになった可能性…あるの……では……!??
(追記:と思ったけど、別に今回アンバーが不参加なのは海外公演というイレギュラーなスケジュールが重なったからで、ジャックエース不在でもクラスは参加なのは当然か…)
・そしてここのフミさんと根地先輩の掛け合いも最高すぎて最高すぎて…立花√ベストや夏劇でもフミさんの根地先輩のアルジャンヌに対する想いが出てきてたけど、その辺触れてくれるの本当にありがとうございます……根地先輩のアルジャンヌをめちゃくちゃ根に持ってるというかライバル視してるの本当に良い……。
・そしてさ!!!御法川先輩からの根地先輩のジャンヌについての言及がさ!!!!本当にありがたい!!!!!!!!!「根地先輩は、ジャンヌの魅せ方を熟知してる」「高科先輩と同じようにジャンヌとしては一線を画す人なんだよ」そっっ……そうそうなんですよ……そう……そうなんですよ……言語化してくれて……本当にあの……ありがとうございます………………………。根地先輩がジャンヌを深く研究して自分のものにしている理由の一部には、彼の陰が射す部分の影響が多少なりともあるのかもしれないけど、当然それだけじゃなくて彼の才能として本当に美しく魅力的な華を持っているんですよ……根地黒門のジャンヌに救われた命……いっぱい……ある……文章支離滅裂だけどもう何も言えない……。
・我死也の初演がどんなに凄まじく各所の心臓に影を落としたかっていうのは本編でも夏劇でも語られてるけど、それが「田中右宙為の凄さ」と並んでも霞む事なく「根地黒門のアルジャンヌの凄さ」も称されてるって本当にとんでもない事なんだよねこれ………これさ……………ちょこちょこ色んなとこで伝説的に語ってくれるの本当に嬉しいんですよ……我々にも我死也初演を観せてくれ……うう……
・挿絵の根地先輩が本当にかわいいが過ぎる……「作ってしまえばいいじゃないかぁ!!」の場面だよね……このお顔で…言い放つ根地先輩…本当にキューート……
・御法川先輩と!!鳳君の!!掘り下げがいっぱいあるよお!!!!嬉しいよお!!!!
・稀ちゃんもいっぱい出てる!嬉しいよ!マレマレ本当にブレねえな!!加斎君とのバチバチすごい良かったね…本編でもその気配はあったけど機会はそんななかったから、二人の関係性が明確になってすごい良かったな…。
・立花君の配役がジャックでもジャンヌでもなく「透明」っていうの、本当に良い…立花君ジャック推し強火こじらせ勢なので、夏劇がジャックだったから今回はジャンヌなのかなぁ…と思ってたら、どちらでもありどちらでもない…!立花√の民なので言いますが、根地先輩はすでにこの頃には具体的じゃなくてもジャックジャンヌの構想があったのかもしれないな…と思って本当にわ〜〜〜…ってなった……!
・当たり前な事言うんだけど、前編に限らず全編通して白田先輩の白田先輩らしさが本当に白田先輩で…凛々しく時にじんわりとして良かったなぁ…スープが美味しかった…
・カイスズソウのそれぞれの内面の葛藤が…本当に…なんも気の利いた事書けないけど…彼らの葛藤は本編でも夏劇でも綴られているけど、さらに踏み込んで掘り下げてあって本当にはあ〜〜〜〜良いね…
・そして鳳君の葛藤についてってなかなか語られる場面がなかったから、今回鳳君が考えてる事をたくさん見せてくれてすごく嬉しいね……そして主役に選ばれないことに対して、なんで選ばれないんだとか根地先輩はなぜ選んでくれないのかではなく、その理由をきちんと考えてるとこ…鳳君なんだよね…
・司先輩とフミさんの背負うものが大きすぎて対立が本当に、はああ…そう…そうだよね…そうなんだよな…はああああ…ってなったよね…そう…そうだよなあ…うん…うん…ロードナイトの課題については白田√でも触れられてたけど、司先輩の背負っているものが過酷で…でも後編で白田君がただ楽しんでいるだけなのかもしれないって思うのもすごく良かった……
・本当にスズ君が光で暖かい……………スズ君のそういうとこ本当に暖かい……………
・スズ君の挙手に対して間髪入れず差せる根地先輩本当に根地先輩〜〜〜〜〜
🌮【後編】🌮
・全編通して根地先輩のウィットに富む対応がキレッキレで心から健康になる……そしてふざけてても全てを見通し内包するすごさと底知れなさがあるのが本当に根地先輩……
・カイさんの「俺はコクトの舞台が好きで…」の場面……ほんとうに本当にすごく……すごく……良くて……泣いちゃったよ……読んだ時と思い返した時で2回も泣いちゃったよ……今も泣きそうだよ……アニバ書き下ろしで数ある素晴らしいシーンの中でも一番心に刺さって……ぬけない……。
・「鳳が一番仲がいいのは、この織巻寿々なのではないかと錯覚しそうになるから」鳳君……最高だよ……
・あおちゃんの掘り下げも来てさ…!あおちゃん…!あおちゃん…!
・まじまじのハッピーセット
・前編にも書きましたが、御法川先輩の教師陣に助言をもらいにいくとことかさ!!いっぱい掘り下げを!!ありがとう!!!
・爆弾2個目だよ箍子先生の「根地くんが出ますよ」を重ねて言うとこ!!!!!!!巨大すぎてもうこの爆弾は抱えきれない本当にこれで宙為は観に行くんだから箍子先生の認識の正確さがずば抜けている
・捕まった宇宙人の根地先輩が最高すぎる
・そして始まった舞台の描写が本当に凄い……脚本はもちろんだけどそこからみんなで作り上げた結晶が本当に読み応えあってすんごく面白かった。もうこの辺はうまい感想1mmも言えないので一言になっちゃうけど、お話の部分が本当に重厚で素晴らしかった。
・町人ABCD〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ありがとう………………
・そしてセリフは淡白で出番も少ない議長を透明にしかし確かな存在感で演じきった立花君、良かった……
・そして最後に爆弾3個目「見せてもらいましたので 俺も見せましょう」ああああああもうこれはもうどうすればいいのか分からないレベルの爆弾で泣いてしまうよこれカイさんの時とは別の涙だけど泣くし泣いたよこれは凱旋公演やる気なかったのに根地先輩の舞台いや本当最大にして最高の供給ここでくるのか巨大な感謝の念でもう立ち上がれないありがとう……………………………………………………………
(感想おわり)