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【今後「ゲーム本編」と「原作者だけで完結するもの」以外の企画については、履修しない事にしました】

2024/07/25

今後、「ゲーム本編」と「原作者だけで完結するもの(石田氏の物語/漫画/イラスト、十和田氏のノベル)」以外の企画については、履修しない事にしました。

※その他 深く考えずに楽しめるものについては通過するかもしれません、食べ物系とか…。

理由として、朗読会とその後のトークを観て、運営が「役の解釈として広報するもの」が信頼できなくなったためです。

演者さん達が自身が演じる役や劇中劇の役について、基本的な情報も把握していない状態で演じた(だけならいいですが、それが原因で外から見て分かるほど乖離してしまった)物も「解釈」とされる事に、どうしても耐えられないので、最初に書いたコンテンツ以外からは離れ、棲み分けする事にしました。

これからは僕が安心して楽しめるコンテンツのみで畑を耕そうと思います。

 

※以下補足※

 

朗読会を観なかった人は分からないと思いますので経緯を書いておきますが、朗読会では語り部の演技が、昼公演は朗々とした声の老いたジャック、夜公演はおどろおどろしい老婆のジャンヌでした。朗読会後のトークでは、昼はジャックとジャンヌを間違えたミスである事と、シャッフル2のメアリーもジャックとジャンヌを間違えたミスであったと話されました(その辺のもう少し詳細は別のふせに書いています)。

 

個人の見解としては、語り部はビジュアルすら把握されていないのではないかという事と(昼夜どちらもイメージから乖離しているため)、メアリーも劇中劇の内容や役についてまったく覚えていらっしゃらない状態(運営から情報の再提供をされていない)での収録だったのだなと理解しました。

 

演者さんが設定を知らない/覚えていない事自体は問題ではなく、運営がそれをサポートしない事と、その状態で演じられたものを「新しい解釈」として扱うという事が、僕にとってはつらいです。

 

シャッフルで言えば、「演じる人が変われば解釈も変わる」というのをコンセプトとしている以上、「公演で演じた役を、後日に別の配役で演じる場面があったなら、各キャラはこう演じるかもしれないという解釈」を観たいのであって、「よく内容を知らない劇中劇と配役を演者さんがアドリブで演じてみました!」を観たかった訳ではないです。

 

朗読劇も、夏劇ノベライズそのままの舞台化ではないにしろ、ノベライズが原案であり、一緒に挿絵のグッズ化もされ、舞台の幕に挿絵イラストが投写される演出もありました。なので、もちろん夏劇ノベライズのイメージで楽しみにしていましたし、実際にほとんどの部分でイメージ通りの舞台でした。

だから語り部も「根地さんが子ども向けに脚本を作り、衣装をデザインし、それらに合わせた演技を考えて演じた語り部」の解釈を観たかった。でも、実際は「よく内容を知らない劇中劇の役を演者さんがアドリブで演じてみました!」だったようです。

演者さんが解釈し理由がある上での演技であれば、ジャンヌがジャックになろうが若く可憐なジャンヌがおどろおどろしい老婆になろうが、納得できるのです。でも、情報が共有されないまま原案から乖離したものになった演技って、ずっと観たかった「役の解釈」では無いじゃないですか…。

 

べつに、解釈がどうとか言わずとも、演者さんが演じる役について何も知らなかろうと、聴いた側に「そういう解釈なんだな!」と、普通に思わせてくれるならよかった。でも、聴いて明らかに分かるミスが2回も運営に放置され送り出されて、それを笑い話として消費されてしまうような、軽い扱いをされていました。

トークで明かされたのがこの2回なだけで、今までもこれからも全ての企画で「役の解釈」とされるものは役が関係ないただのアドリブなのかもしれないな、と思いながら企画を楽しむ事は僕には難しいです。

本来、ジャックジャンヌが扱う演劇として大事にされているものの中には「演者それぞれの色んな解釈が混じり合って生まれる予測できない物語」も含まれていると思っています。履修するコンテンツを限定するという事は、その部分まで捨てるという事になるので、ジャックジャンヌに住む者としてどうなんだ?という気持ちもあるのですが…。

でも僕は、ジャックジャンヌは演劇を主題とする物語だからこそ、キャラクターと劇中劇の役という2重構造の解釈を重要なものだと思っています。なので、その「解釈」をしっかり大事にしてもらえていると思える(またはそういう事を考えずに楽しめる)範囲のコンテンツのみ履修する事にしました。

 

という事で棲み分けします。

めんどくせ〜〜ファンだな!という自覚はあるので、こういうめんどくせ〜〜アカウントですよ、という事をご承知の上、閲覧ください。

 

ちなみに全然関係ないですが、僕が描いている根地ジャンヌは、基本的には多くが「この役の衣装を着た根地さんがこういうジャンヌ演技をしている場面を観たい~~~!!!」と思って描いているだけで、これがこの役の解釈だ!!と思って描いている訳ではありません。ただの欲望に忠実な絵が多いです。念のため…

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